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ジャッキー・チェンおすすめ映画ランキングベスト30!!

今回は私の愛してやまないジャッキーチェンのお勧めランキングを書きたいと思います。中でも香港映画のころのジャッキーチェンが好きで好きで子供のころから何回も見返しています。

今回は私のジャッキーチェン愛が皆さんに少しでも伝わるよう、そしてみなさんが少しでもジャッキーチェンが好きになるように書いていきたいと思います。今回のランキングは特に私が好きなもののみ書いていきますのでジャッキーチェン映画のすべてではないのであしからず。

※ランキング内でのあらすじなどに関しましての人物名での説明は主要人物となるジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウに限り役名ではなく、本名で書いていきます。

ジャッキーチェンおすすめ映画ランキング1位~10位

1位 ファースト・ミッション

知的障害の兄(サモ)がいるジャッキー。その兄は見た目は30歳ぐらいだが知能は5歳児ぐらいのものだった。その日もサモは子供の友達と高級レストランに入ってしまう。料金が払えないと分かった友達は次々と店から逃げ、サモは一人取り残されてしまう。怖くなったサモは逃げようとするが店主につかまり殴る蹴るの暴行を受けてしまい、遂には厨房にある大きな冷蔵庫の中に逃げ込んでしまう。

ダントツの1位です!アクション、ドラマ、もうすべてが1位!本作はドラマ重視の仕様になっているんですが、中でもジャッキーがサモに怒るシーンは胸に来るものがあります。私がジャッキー映画の中に一番求める要素はやはり格闘シーン。

本作は特にスピード感が非常にあってジャッキーの格闘の型もすごくキレイなんです。ジャッキーの映画は2つに分かれていて、周りの物などを駆使して戦うジャッキーか、素手のみで戦うジャッキー、本作は後者よりになります。後者は特に私の大好物でして、本作は特に素手のみで戦うシーンが多く、私のツボを全て押さえてくれる名作になっています。

2位 サイクロンZ

正義感の強い弁護士ジャッキー。ある企業から訴訟の弁護を依頼される。仕事仲間のサモとユンの手を借り、手っ取り早く仕事を済まそうとしていたが、原告側の水質学者のリンという女性に一目ぼれしてしまう。

ジャッキー映画の中でのもう一つの私の大好物、それはジャッキー、サモ、ユンの共演です。この3人の共演がすごく好きで本作での3人が揉めて喧嘩するシーンがあるんですけどもう見ていてすごく贅沢!私としてはたまらないシーンになっています。

あと本作ではジャッキーとサモの恋愛も非常に細かく描かれていて、特にサモの恋愛はキュンキュン来ます。本作の名シーンは何といってもジャッキーとベニー・ユキーデとの対決シーン!このシーンだけでももう30回ぐらい見てます。(笑)

3位 スパルタンX

同居しているジャッキーとユン。ある日二人は、男たちに追われる謎の美少女シルビアを助ける。探偵をしているサモの手を借り、実はシルビアが伯爵の娘で、彼女の遺産を狙う伯爵の弟が一味の黒幕だと知ったジャッキー達。何とかシルビアを守ってきたジャッキー達だったが遂にはシルビアを攫われてしまう。

舞台はスペイン・バルセロナ、本作も3人の共演となっています。2位のサイクロンZでも共演しているベニー・ユキーデとの対決も本作にはありジャッキー映画の中でもかなり有名なシーンです。

ジャッキー自身が選ぶ「ファイティング・トップ10」においてこのシーンを堂々の一位に挙げていて、かなりの見所です。ただひとつ残念でならないのが、ユンがギャングのボスとの対決で勝ち方がずるい!その一点がどうしても私の中では引っ掛かりがあり、2位とかなり迷ったんですが3位になりました。

4位 大福星

香港警察特捜部のジャッキーとユン。彼らはマフィアを追い詰めるが反撃にあい、ユンがマフィアに連れ去れてしまう。相棒を失ってしまったジャッキーは香港からの応援として、旧友のサモを派遣するように要請する。

福星シリーズでもダントツで好きな作品です。舞台が日本になっており、序盤の方は富士急ハイランドがロケ地となっています。途中ではアラレちゃんが出てきたりなど、日本人にはテンションの上がる作品となっています。

アクションももちろんですが、福星シリーズでの見所は何といってもサモの仲間たち!映画の大半はこの仲間たちとのやり取りが多く描かれており、とてもコミカルな仕上がりで格闘シーンも多く満足できる作品になっています。

5位 ポリス・ストーリー2

麻薬王チュウの逮捕で功績をあげたジャッキー刑事だったが、所長や上司に犯人逮捕時での多くの公共施設に損害を与えられたことを咎められてしまい、結局交通課に異動となってしまう。ジャッキーが交通整理中、苦労して逮捕したチュウが病気を理由に釈放となったことを知ってしまう

ジャッキー映画の中で特に有名なポリス・ストーリーシリーズ、第2弾ですね。私が特に推したいシーンが何といっても公園での乱闘シーン。周りの遊具をうまいこと使い、敵をバッタバッタと倒していくシーンは爽快感がたまりません。

恋人役のメイとのすれ違いもキュンとなるように描かれていて、とても切なくなります。ポリス・ストーリー1からの連作となっていますので、見るときは必ず1から見るのをお勧めします。

6位 プロジェクトA

何時までたっても海賊を取り締まることのできない、ジャッキー率いる海上警察。その情けない姿にいら立っていたユン率いる陸上警察。出航の前日に海賊退治の前祝をしていた海上警察だったが陸上警察の挑発を受け、遂には酒場で大乱闘を起こしてしまう。

またまた出ました!3人の共演!中でもサモとの共闘シーンはたまらないですよね。プロジェクトAに関しましては有名すぎて見所シーンもたくさんあるのですが、私として特に注目してほしいシーンはやっぱりボス戦ですかね。

歴代のジャッキー映画シリーズの中でもこの作品の海賊のボスが強すぎる!ボス役のディック・ウェイは何度もジャッキー映画に出演しており、私の中ではジャッキーと戦う相手としてはベニー・ユキーデに次いで2位になってます。

7位 シティハンター

凄腕の私立探偵・ジャッキーは日本の大企業から家でした娘の行方を捜してほしいと依頼を受ける。娘を追って豪華客船に乗り込むジャッキーと助手のカオリだったが途中テロ組織が豪華客船を占拠してしまう。

日本の漫画、シティハンターを実写化した映画です。後藤久美子との共演が有名な作品ですね。本作は大半がコメディになっています。

主人公の冴羽扮するジャッキーがめちゃくちゃ面白い!ラストのボスとの一騎打ちなんてずっと笑いっぱなしです。しかし本作はアクションがどちらかというと少なめになっているんで、ジャッキーの映画でアクション好きの方は少し物足らないかもしれません。

8位 奇蹟 ミラクル

1930年代、大不況の香港。職探しにやってきたジャッキーは詐欺に遭い全財産をだまし取られてしまう。ところが、花売りの老婆から一輪のバラを買った途端に不思議な幸運が続けざまに舞い込むことに。

ジャッキー映画の中でもかなり有名な本作。ジャッキー好きの方なら必ず見たことがあるでしょう。本作では数々のアクションシーンが有名ですが私が注目してほしいのは何といってもストーリー!タイトル通り、ジャッキーに次々と起こる奇蹟の連続。

小さい頃から何度も見返してきた映画ですが、大人になるにつれてこの作品がどんどん良くなってくる感じがします。もちろんアクションも必見ですよ。

9位 サンダーアーム

「アジアの鷹」の異名を取る探検家のジャッキーは、親友のアランからかつて自分が思いを寄せていた女性ローラが謎の邪教集団に誘拐されたことを知らされる。教団の目的は、世界に散らばる5つの秘宝をジャッキーに集めさせることだった。

撮影中ジャッキーが頭蓋骨骨折したことでも有名な作品です。エンディングロールではジャッキー映画の定番ともいえるNGシーンでもその様子が公開されています。

私がこの映画での注目すべき点は序盤のジャッキーのカッコよさ。ジャッキーにしては珍しく短髪でもうね、めちゃくちゃかっこいいんです!あとジャッキーと度々共演している、ロザマンド・クワンとローラ・フォルネル、ジャッキーシリーズの中でも1,2位を争う美女となっています。

10位 酔拳2

父と薬剤の仕入れに出かけていたジャッキーは、ひょんなことから高名な武術家マンケイと知り合う。ある日、母親と母親の友達数人で会っていたが急に見知らぬ男から母親の友達のバッグを奪われてしまう。バッグは取り返したものの見知らぬ男たちと喧嘩になってしまい、父親から言い渡されていた禁酒の約束を破ってしまう。

やってきました!ジャッキーといえばやっぱり酔拳ですよね!本作はストーリーも実にシンプルでジャッキー初心者には特におすすめしたい作品です。本作は何といっても、アクション!ストーリーをすっ飛ばしてアクションを見るだけでも良しです。

ジャッキーシリーズで度々共演している母親役のアニタ・ムイも私の一押しです!もうとにかく面白い!ジャッキーシリーズでのコメディ枠といっても過言ではないでしょう。あと本作では特別出演でアンディ・ラウが少しだけ出演しているのでそこもお見逃しなく!

ジャッキーチェンおすすめ映画ランキング11位~20位

11位 七福星

前作の「大福星」で日本のマフィアに壊滅的な打撃を与えた5人組は褒美としてパタヤ・ビーチへのバカンスを手に入れ、早速ビーチでワルノリをしていが、サモの元に観光客を装った女装した男たちが急にサモに襲い掛かってきた。

福星シリーズの第3弾です。元々、福星シリーズの主演はサモとなっていますが、私としましてはジャッキーを見るならサモも知らなきゃと思っていますので、、、。本作での見所はジャッキー、ユン、アンディ・ラウの3人での乱闘シーン。特に中でもユンの動きはかなり超越したものがあります。

ラストの方では日本人との対決があるのですが、その方が倉田保昭といって日本でも有名なアクション俳優です。知らない方は是非、検索してみてください。かなりの経歴にびっくりすると思います。

12位 プロジェクトA2

犯罪多発地区の西地区を統治する警察署長のザンは暗黒街のボスと結託して絶大な権力を握っていた。その無法ぶりに頭を悩ませた警察局長は前作で「プロジェクトA」を成功させたジャッキーを西地区の新署長に任命する。

この作品のジャッキーを一言で表すならば、まさに蛇です。ラストの方では犯人を逮捕するために蛇のようにしつこく食らいつく様は圧巻です。

私としてはラストの方よりかは序盤の方のマフィアのボスを逮捕しに行くシーンの方が好きですね。マフィアたちが強すぎて一度は負けてしまって助けが入るんですが「逃げたければ、勝負しろ」とマフィアにジャッキーが勝負を仕掛けるわけです。

そのシーンがもう本当にかっこよくて。でも警察がマフィアに個人的に喧嘩を仕掛けるなんて現実では大問題ですけどね(笑)

13位 炎の大捜査線

警察官であるウェイの目の前で、婚約者の父親が殺された。犯人は逃走するために車に乗り込むが、その車が大爆発。飛び散った死体の破片から指を見つけ出して指紋検査を行うと、その犯人は3か月前に死刑執行済みとなっていた。

ジャッキー、サモ、アンディ・ラウ、レオン・カーフェイ、4人が主人公になっている作品です。アクション要素はもちろんですが、本作は何といってもストーリー。悲しいことの連続だらけでかなり切なくなるストーリーとなっています。

本作でジャッキーとアンディ・ラウとの死闘のシーンがあり、かなりの見所となっています。本作は本当に悲しいシーンが多すぎるので、悲しいもの苦手な人にはおすすめはできません。

14位 ドラゴン・キングダム

現代のボストン。高校生のジェイソンはクラスメートの不良達から質屋強盗の手引きをさせられる。クラスメートが質屋の店主を撃ち、ジェイソンは逃げ出すがビルの屋上から墜落してしまう。意識を取り戻すと自分が古代中国に似た異世界キングダムに居ることを知る。

ジェット・リーとの共演でかなり有名な作品ですね。この作品が出たころはこの2人の共演なんて、なんて贅沢なんだろうと思ったものです。

本作はやはりジャッキーとジェットリーとの戦闘シーンでしょう。この2人の戦闘シーンは結構長くて、中でもジャッキーが酔拳を出した時には要注目です。過去の酔拳で出した型がちょっと出てきます。しかし香港映画のころに比べるとだいぶ迫力に欠けてしまいます。

私は香港映画とハリウッドでは断然香港映画のジャッキーが好きですので、この順位になってしまいました。

15位 ジャッキーチェンの秘龍拳 少林門

多くの侠士を輩出してきた少林寺が、満州族以外の勢力を抑え込もうとする朝廷からの圧力を受けるようになった清朝時代。朝廷の手先となったシーが、仲間の弟子たちを次々と殺害したため、少林寺の修行者たちは寺を脱出して全国へと散らばっていった。

タイトルはジャッキーチェンの秘龍拳となっていますが、主人公はレオン・タンになっています。ジャッキーの出番こそ少ないものの格闘シーンは豊富で特に注目してほしいのがサモ。他の役者とは違う一人抜きんでて格闘シーンが様になっています。

あと本作、ジャッキー映画で何度も共演している定番の役者たちが何人も出ていてその役者たちの若かりし頃を楽しむこともできます。

16位 ポリス・ストーリー

大規模な麻薬密輸を行う巨大組織の一網打尽を狙って、取引現場に張り込んだジャッキー刑事は組織を牛耳るチュウの秘書を監視し、逃走を図った一味を執拗に追跡。何とか逮捕にこぎつけたジャッキーだったが、、、。

ポリスーストーリーシリーズの記念すべき第1弾です。本作は格闘シーンもさながら、何といってもアクションシーンのド派手さが見所になっています。バスに傘一本で飛び乗ったり、車で民家に突っ込んだり、かなりのアクションシーンが満載になっています。

あとすごい細かいところを言うんですが私のジャッキー映画での重要ポイントは打撃が当たった際の効果音なんですね。特にポリスストーリー1,2はその効果音が私のドツボに入っており、そこも注目して観てほしいところです。

17位 プロジェクト・イーグル

アマゾンの宝探しから戻った「アジアの鷹」ことジャッキーに国連から舞い込んだ仕事の依頼。それは、第2次世界大戦中ドイツ軍が隠した莫大な金塊を探す極秘プロジェクトだった。

サンダーアームの続編でインディ・ジョーンズのジャッキー版です。ジャッキーの格闘シーンが大好きな私としましては、ちょっと物足りないかな?と感じる仕上がりになっています。しかし、探検物が好きな方にはかなりお勧めできるヒヤヒヤ感はあります。

女性3人とのやり取りにはかなり笑わせてもらいました。ラストの方の強風での対決はこの時代にいったいどうやって撮影しているのか気になって仕方がありません。

18位 ジャッキーチェンの飛龍神拳

武術自慢のジャッキーは大金持ちの美女ランから、病身の弟に診察を受けさせるため都の医者を訪ねる旅の警護を頼まれる。しかし、道中凶悪な山賊一味の巣窟として恐れられる魔の山を通らなければならなかった。

凛々しい若武者姿のジャッキーが、颯爽としたアクションを披露する伝奇活劇。本作で注目してほしいのが映画カンフーハッスルでのボス役だった、ブルース・リャンの華麗な足技。手をほとんど使うことなく敵を倒すさまは圧巻です。

しかし本作で残念なのがボス以外での苦戦がほとんどなく盛り上がりには少し欠ける内容となっています。

19位 ベスト・キッド

幼いころに父を亡くし、母の転勤でデトロイトから北京へと移り住んだアフリカ系アメリカ人の少年ドレは12歳。北京についたその日、中国人の少女メイと出会うがそれが同年代の少年たちの反感を買い、カンフーで痛めつけられてしまう。

ウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスとの共演でも有名な作品ですね。本作を初めて見たときはウィル・スミスの息子なんて知らなかった私は、パッケージを見たときは女の子と思っていました。もうそう思えるぐらいかわいかったですね(笑)

劇中、ジャッキーの教えから常に笑顔をするようにと指導されたジェイデンが可愛すぎて可愛すぎて。あの笑顔のシーンを一度見てしまったらしばらくは頭から離れなくなると思います。

ジャッキーチェンおすすめ映画ランキング21位~30位

20位 香港国際警察

香港のアジア銀行がジョー率いる若者の一味に襲われる。彼らは駆け付けた警察官たちに銃弾を浴びせ、あざ笑うかのように逃げ去った。この事件の捜査を指揮するジャッキー警部は一味のアジトに奇襲攻撃を仕掛けようとするが、、、。

お調子者のイメージが強いジャッキーですが本作に関しましてはかなりクールなキャラに徹底しています。序盤、ジャッキーがかなり可哀そうすぎて、部下を運ぶシーンはへこみすぎて続きを見るのもつらくなってくると思います。

私は少し可哀そうすぎるシーンが苦手でして、私と同じく可哀そうすぎるシーンが苦手な方にはあまりお勧めできません。しかし、本作は当時ハリウッドの出演が多かったジャッキーの久々のオール香港ロケ!私的にはかなりテンションの上がった作品にもなっています。

21位 レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳

日本軍統治下の台湾。港で入国審査を待つミウの荷物を盗んだスリの青年ジャッキーは日本軍の弾圧を逃れ、上海からやってきた名門拳法道場・精武会師範の娘ライイーであることを知ってしまう。

ブルース・リーの名作でジャッキーがスタントマンとして参加した「ドラゴン 怒りの鉄拳」の正式な続編。この作品でジャッキーが第2のブルース・リーとして売り出された作品でもあります。

本作はいかにもジャッキーらしいコミカルでお惚けキャラを活かした作品の仕上がりになっています。しかし、ラストではジャッキー映画ではかなり珍しい衝撃のラストになっています。

22位 プロジェクトBB

ギャンブル狂いのジャッキー、女好きのフリーパス。2人を泥棒に育てたマイケルは今回、2人に大きな仕事を持ってくる。それは、大富豪リー家から生まれたばかりの赤ちゃんを攫い、その子の祖父である、ギャングのボスへ送り届けることだった、、、。

やってきました!ユンとの久しぶりの共演!やっぱりいいですよね。本作はジャッキーが泥棒でユンが警察という珍しい配役。ユンとのやり取りは、かなりのなつかしさを感じる作品です。

ユンとの格闘シーンも、もうほんとに息ぴったりでスパルタンXでの序盤の組み手を思い出させます。しかし、お互い年をとっていますので、動きは全盛期に比べれば衰えますがそれでもジャッキーとユンの動きは尋常じゃないですね。

23位 ポリスーストーリー3

恋人のメイと穏やかな生活を送る香港警察のジャッキー刑事の元に国際警察から極秘プロジェクトへの参加依頼が入る。それは東南アジアを拠点に暗躍する世界的な犯罪組織を壊滅することだった。

ポリスストーリーシリーズの第3弾です。ポリスストーリーシリーズの定番でもある恋人メイとのやり取り、今回もだいぶ笑わせてもらいました。恋人役のマギー・チャンはジャッキーシリーズの女性の中では一番共演が多いのではないのでしょうか?

本作では、映画では珍しい強い女性とのコンビでジャッキー顔負けの格闘シーン、スタントシーンは見ものです。本作はストーリー、アクション共によかったのですが、署長役が唯一変わっていてポリスストーリー1,2での署長と警部のやり取りが好きだった私としましては、そこだけが残念でした。

24位 ツイン・ドラゴン

ある日、双子の赤ん坊が人質事件に巻き込まれ離れ離れになってしまう。28年後、その赤ん坊の一人はオーケストラの指揮者に、もう一人は暗黒町のチンピラになっていた。

ジャッキーが一人二役に初挑戦した作品です。当時はテレビでもよく取り上げられ、アクションシーンは見たことがある方は多いのではないでしょうか?しかし、本作、当時の映像では無理だったのか若干映像の粗さが目立ちます。

ジャッキーが2人でいるシーンなどはありえないかぶり方などしています。1人は喧嘩が強く、1人は喧嘩が弱いという設定。弱いジャッキーを見るのが許せない私は人気も高い作品ではありますがこの順位になってしまいました。

25位 五福星

刑務所で意気投合したいつものサモと4人の仲間たちは出所後、清掃会社を立ち上げる。ある屋敷の清掃を請け負い、その屋敷主催のパーティーに潜り込み顧客の開拓を目論んだが、それはマフィアの主催するパーティーだった。

福星シリーズの記念すべき第一弾です。しかし、この作品はサモが主役であって、ジャッキーはそんなに出てきません。ユンも共演していますがほんの少しです。

本作は福星シリーズの定番、サモ含む5人組のコントみたいなやり取りが非常に笑わせてくれます。特にジャッキーシリーズでもよく共演している、自動車部品泥棒のリチャード・ンの透明人間になるくだりは抱腹絶倒間違いなしです。

26位 新ポリス・ストーリー

香港警察の中で「重案組」と呼ばれる特捜班を率いるジャッキーが不動産王ウォンの護衛任務を任される。だが、目の前で謎の犯罪集団にウォンをやすやすと誘拐され、失態を犯してしまう。

本作は香港で実際に起きた資産家誘拐事件を映画化したノンフィクション・サスペンスとなっています。よって今までのジャッキー映画とは異なりシリアスな仕上がりとなっています。

しかしポリスストーリーシリーズの中で演出が一番ド派手!格闘シーンは少ないものの、そのド派手なアクションシーンは度肝を抜かれます。ジャッキーシリーズ定番のお惚けなジャッキーは一切なく常に厳しい表情のジャッキーには心底惚れ直させてくれます。

27位 ナイスガイ

人気料理番組でホストを務める料理人のジャッキー。オーストラリアのギャングとマフィアの取引現場を潜入取材をしていた女性をたまたま居合わせたジャッキーが助けてしまう。取引現場を撮影したテープを奪おうと遂にはジャッキーもマフィアから命を狙われることとなってしまう。

アクションとコメディを融合したまさにジャッキーらしい映画です。アクションもさることながらジャッキーのコミカルな演技には毎回笑わせてもらっています。この作品、見ていただく際にはぜひ日本語吹き替えで見ていただきたいです。

終盤当たりマフィアのボスが部下を殴るシーンがあるのですが、もうそこが面白くて面白くて。「役立たず!」「ばか!」と言いながら部下を殴るんですが、傑作すぎて何回も見返してしまいます。ちなみにサモもメッセンジャー役として少しだけ出演しています。

28位 ゴージャス

リサイクル会社を手掛ける大富豪のジャッキー。危ないところを台湾の漁村に住んでいた少女プウに助けてもらう。心優しい大人の男であるジャッキーにひかれたプウはゲイの友達アルバートに助けてもらいながら、ジャッキーの気を引こうとする。

ジャッキー映画の中でもかなり珍しいラブロマンスとなっています。ストーリーもいいですが、やっぱり本作の見所はジェームス・アランとの対決でしょう。

この最後のアランとの決着のシーン、酔拳2や奇蹟(ミラクル)、スパルタンXの時の型がちょこちょこでてきてジャッキーファンにはたまらない対決シーンとなっています。ラストのプウに思いを伝えるジャッキーの姿は今までのジャッキーシリーズではあまり見ない真剣な表情は必見です。

29位 レッドブロンクス

香港の刑事ジャッキーはブロンクス在住の叔父ビルの元に訪れ、ビルの経営しているスーパーをエレインという女性に買い取らせる。スーパーでジャッキーとエレインが話していると暴走族数人が現れ、万引きをし始める。注意した店員が殴られ、ジャッキーは怒り暴走族を撃退するがそのことで暴走族に目をつけられてしまう。

何回も何回も暴走族の嫌がらせ、襲撃に遭い悔しがるジャッキーがやっと暴走族を追い詰め、撃退するシーンはまさに爽快で私も感情移入し、テレビに向かって「ざまーみろ!」といったものです(笑)

10位の酔拳2でも紹介したアニタ・ムイも本作で共演しており、相変わらずのボケっぷりでかなり笑わせてもらいました。暴走族に一度ジャッキーがボコボコにやられてしまうのですが、もう悔しくて悔しくて暴走族に怒りすら覚えました。

30位 タキシード

タクシー運転手のジャッキーはその腕を見込まれてイギリス紳士のデヴリンに運転手として雇われる。ある晩、彼らの乗った車が何者かに襲われ、重傷を負ったデヴリンは入院してしまう。

本作、ジャッキーファンの私にとってはどうしても許せないことがあるのです。それは、タキシードを着ないとジャッキーが弱いのです。要はハイテクタキシードのおかげで強くなるわけであって素のジャッキーは弱い設定になっています。

もうどうしてもそれが許せなくて、ストーリー、アクション共に非常にいい作品なのですが最下位にさせていただきました。どんな役でもカンフーだけは強いジャッキーが大好きなのです。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

コメディ、アクション、ドラマ、いろんな角度から楽しめるジャッキー映画。そこで私からジャッキー映画の楽しみ方を2つ紹介したいと思います。

1つ目は導演指導がサモか?ジャッキーか?ということ。サモの場合は格闘シーンは素手の場合が多く、カンフーの型を主に置いてある感じがします。

ジャッキーの場合は、敵を倒す際もガラスに突っ込ませるなど常に派手さを好み、周りの物を何でも武器にするイメージです。ジャッキー映画を見る回数が増えていくとシーンを見るだけで「あ、今作はサモの指導だな」とわかってきます(笑)

もう一つの楽しみ方が、ジャッキーの映画にはほかの役者との共演が他の映画に比べるとかなり多いということです。

これには格闘シーンが多いジャッキー映画の定番でそのほかの役者は今回はどんな役ででているのか?それを毎回探すのもジャッキー映画の楽しみ方の一つです。例えば、「ポリスストーリー2」であんなに強い役ででていたのに、「奇蹟」ではかなりのチョイ役で出ているなど。映画を繰り返し見れる方はこんな楽しみ方もあります。

なにかと問題発言の多いジャッキーチェンですが映画の中のジャッキーは常にかっこよく、強く、楽しいジャッキーです。今、ジャッキー映画の中で何を観ようかと迷われてる方はこの記事を少しでも参考にしてくれたらうれしいです。

ありがとうございました。

ダイコク